2024/02/09(金) 23:47
シェアハウスのメリットとデメリット-失敗しない住まい選びのために-
シェアハウスってなんか面白そう。
でも、他人と住むとなると、いろいろトラブルに巻き込まれても嫌だな。
そんな不安をお持ちの方も多いと思います。
シェアハウスに住もうという方はそういった不安を抱える人が多いです。
実は、シェアハウスにもいくつかタイプがあって、自分の求めるライフスタイルに合ったものを選べばとても良い生活になると思います。
今回は、私が自身のシェアハウスでの経験も踏まえて、メリットとデメリットについてご紹介します。
こちらをご覧いただければ、自分に合ったシェアハウス選びができると思います。
シェアハウスのメリット
コストをおさえることができる
シェアハウスは、複数人で1つの物件に住むため、家賃が安いことが多いです。
また、敷金、礼金、仲介手数料などが不要の物件や家具や家電が付いている物件が多いため、初期費用を抑えることもできます。
水道光熱費についても、1つの物件でまとめて払う形になるので、効率的です。
上下水道や電気、ガスなどの手続きが不要
もともと住んでいる人がいるため、生活に必要な水道、電気、ガスなどは手続きをしなくてもすぐに使えます。
Wi-Fiも共用で使っている場合が多いです。
入居するときは、もちろん、退去するときもそのあたりは意識しなくて良いので、負担が少ないですね。
住民同士でのコミュニケーションがある
毎日顔を合わせる人がいると、自然にコミュニケーションが生まれます。
一人暮らしだと1日全く誰とも顔を合わせない、一言も声を発しないといったこともありえますが、シェアハウスの場合は誰かしらと顔を合わせることになると思います。
そういう意味では安心感もありますし、寂しい思いをしなくてすむかと思います。
シェアハウスのデメリット
生活習慣が合わないことがある
いろいろな人が暮らす可能性があるので、生活スタイルが夜型の人もいれば、朝型の人もいます。
生活音が気になることがあるかもしれません。
キッチンやトイレといった共用部はもちろんですが、個室で隣の人の音が聞こえて気になるといったこともあるかもしれません。
掃除や片付けなど、自分の生活習慣が当たり前だと思っていたことを、住民の人たちも同じようにしているとは限りません。
トイレやお風呂、キッチンなどで気にある点が出てくるかもしれません。
好きなときに共用施設が使えないケースも
同じような生活リズムの場合は、キッチン、トイレ、風呂といった共用部分で利用が重なってしまうということもあります。
規模によってトイレを複数を用意する、住民同士でコミュニケーションをとって予防するといった工夫がされています。
プライバシーを確保しにくい
シェアハウスといっても、個室が確保されているところがほとんどなので、ある程度プライバシーは確保できます。
ただ、キッチンやリビングはみんなで使うことになるので、人の目が気になることもあるかもしれません。
人間関係でトラブルになる可能性がある
毎日顔を合わせる点が安心感やコミュニケーションにつながる良い点である一方で、それが反対方向に向かうこともあります。
日々の積み重ねで不満がたまり、衝突してしまうということもありえます。
ゴミの出し方や電話の話し声など、細かいことが気になってしまうとなかなか大変かもしれません。
失敗しないシェアハウス選びのために必要なこと
自分の性格が合っているかを確認する
自分の性格がシェアハウスは合っているかを考えてみると良いと思います。
他人のことがいろいろ気になってしまうと大変かもしれません。
むしろ、一緒に住んでいる人のために協力してあげようといったお互い様の考え方で暮らせる方が向いていると思います。
事前に生活ルール、住人の年齢や属性を確認
掃除は住民が行うのか、業者が入ってくれるのか、入浴時間は決まっているか、友人を招くことはできるかなど、生活ルールの確認をしましょう。
自分は友人は招かないと思っていても、他の住人の人が連れてきて、騒がしいといったことも起こり得ます。
また、住人の年齢層や属性を確認しておくと、どういった生活スタイルなのか、自分に合いそうかといったことも予想できると思います。
複数の物件を見てみる
近隣に複数のシェアハウスがあるのであれば、いくつか見てみましょう。
住んでいる人によっても雰囲気が異なります。
内見する際には、雰囲気もですが、物件の共用部や水まわりなども複数人で利用する上で不便はなさそうかといった観点で見てみましょう。
シェアハウスはタイプ別で選ぶ
シェアハウスは、一つの住居の中でリビング、キッチン、バスルーム、トイレなどの共用部分をシェアする住宅のことです。
どういった建物か、またコンセプトはどういったものかといったところでいくつかのタイプに分けられます。
そういった観点から自分に合うタイプのものを選ぶと良いと思います。
建物:一軒家かアパート(共同住宅)か
一軒家を複数人でシェアするタイプもあれば、アパートを1棟シェアハウスとしているところもあります。
一軒家の場合は4〜5人規模のところが多いですが、アパートの場合は10人以上、中には100人規模のものまであります。
規模が大きいほど、住民同士のプライバシーが確保されやすく、関係性も適度な距離を取りやすくなりますが、多くの人が集まるので、共用部分近くは音がうるさいといった問題があります。
コンセプトの違い:趣味、属性などのテーマ設定の有無
シェアハウスの中には、特定のコンセプトを設けて、それに共感した人たちが集まるものもあります。
たとえば、国際交流シェアハウスということで一定程度外国の人が暮らすシェアハウスがあります。
最近ではいろいろなコンセプトのシェアハウスが出てきているので、そういった特定の出会いを求めたいという人にはマッチしているかもしれません。
また、女性専用のシェアハウスといった特定の性別の方のみといったものもあります。
同じ立場の人たち同士での方がフランクに話ができたりといった部分もあるのではないでしょうか。
シェアハウスは東京など都心では多いのですが、地方だと選択肢が少ないというのが実情です。
私の暮らす佐久市でも数えるほどですが、こういったシェアハウスなら住んでみたいという声をぜひお聞かせいただければと思います。