ホームブログ記事一覧佐久穂町の移住支援制度まとめ【2025年版】補助金・助成金を徹底解説
佐久穂町移住・不動産事情

2026/03/24(火) 06:36

佐久穂町の移住支援制度まとめ【2025年版】補助金・助成金を徹底解説

牧原

「佐久穂町に移住したいけど、どんな支援が受けられるの?」「補助金はいくらもらえる?」

この記事では、佐久穂町が用意する移住支援制度を、住宅・就業・子育て・生活支援の4つのカテゴリーに分けてわかりやすくまとめます。

佐久穂町の移住支援制度:全体像

まず、制度の全体感をつかんでおきましょう。

佐久穂町の移住支援は大きく以下の4分野に分かれています。

カテゴリー主な制度
① 就業・創業支援UIJターン就業・創業移住支援事業補助金
② 住宅支援土地取得補助・解体補助・新築補助空き家活用補助
③ 子育て・学生支援出生祝金ながの子育て家庭優待パスポート就職・移住学生支援事業補助金制度
④ 生活支援デマンド型乗合タクシー「げんでる号」

① 就業・創業支援

UIJターン就業・創業移住支援事業補助金

東京圏(埼玉・千葉・東京・神奈川)や愛知県・大阪府から佐久穂町に移住し、就業または創業した方を対象に支給される補助金です。

長野県と町が連携して実施しており、佐久穂町でも受け付けています。

支給額の目安(長野県制度に準拠)

世帯区分支給額
単身世帯60万円
2人以上の世帯100万円
18歳未満の子どもがいる場合上記に加え、子ども1人につき100万円を加算

主な対象要件(概要)

  • 移住前の住所が東京圏・愛知県・大阪府であること
  • 長野県が運営するマッチングサイト掲載求人への就業、またはテレワーク継続、創業などの要件を満たすこと
  • 転入後1年以内に申請すること
  • 転入後5年以上、継続して佐久穂町に居住する意思を有すること

申請期限・注意事項(令和7年度)

申請書の受付期限は令和8年1月9日(金)。窓口への持参のみ受け付け(郵送不可)。また、令和7年10月11日(土)以降に転入した方は令和7年度の対象外となるため、転入時期の確認が必要です。

問い合わせ先:佐久穂町役場 総合政策課 政策推進係 TEL:0267-86-2553


② 住宅支援

佐久穂町では、土地の購入から解体・新築・空き家活用まで、住宅に関する幅広い補助制度があります。

条件が揃えば複数の制度を組み合わせることも可能で、移住コストを大きく抑えられる点が魅力です。

土地取得補助金

移住を目的に佐久穂町内の住宅用地を取得する場合、取得額の3分の1以内・最大100万円の補助金が交付されます。

主な条件

  • 住宅用地の面積が72㎡以上あること
  • 3親等内の親族からの購入でないこと
  • 土地取得後、2年以内に住宅の建築に着手すること

なお、町が造成した団地を購入した場合は、条件を満たすと最大300万円の補助が受けられる場合があります。

解体工事補助金

住宅を建てるために既存建物を解体する場合、解体工事費の2分の1以内・最大50万円の助成金が受け取れます。

主な条件

  • 佐久穂町内の工務店が施工すること
  • 解体後、2年以内に住宅の建築に着手すること

新築住宅建築補助金

佐久穂町内に住宅を新築する場合、**工事費の一部(上限額は要件により異なる)**の補助が受けられます。

ZEH(ゼロエネルギーハウス)認定住宅など、省エネ基準を満たす住宅は補助額が加算される場合があります。

対象者の共通条件(住宅系補助全般)

  • 世帯全員に市区町村税の滞納がないこと
  • 地域の自治組織(区・常会・隣組)に加入し、地域行事に積極的に参加できること

空き家活用補助金

佐久穂町内の空き家・空き地を取得して移住・定住目的で住宅を新築または改修する場合に受けられる補助制度です。

以下の3種類があります。

事業名内容
空き家整備事業家財処分・屋内外の清掃にかかった費用の補助
空き家改修事業空き家の改修工事費の補助
空き家解体事業人が住んでいない空き家の解体費の補助

申請には、佐久穂町の**「空き家・空き地バンク」への登録**が必要です。

また、施工は佐久穂町内の工務店に依頼すること、国・県・町から他の補助金を受けていないことなどの条件があります。

③ 子育て・学生支援

出生祝金

少子化対策と若者世代の定住化を促進するため、新生児が生まれた家庭に佐久穂町からお祝い金が支給されます。

対象は、新生児が生まれたときに親のいずれかが佐久穂町に住民票を持っており、新生児も佐久穂町の住民票に記載されていること。

出生届の提出時に役場の窓口で申請書が渡されます。

ながの子育て家庭優待パスポート事業

18歳未満の子どもが1人以上いる子育て世帯が対象の制度です。協賛店舗で割引や特典が受けられる「パスポート」が交付されます。佐久穂町に移住した子育て家庭も、役場窓口で申請することで利用できます。

就職・移住学生支援事業補助金制度

東京圏の大学に在籍し、長野県内の企業への就職を機に佐久穂町に移住する学生を支援する制度です。

補助の内容:長野県内で行われる面接試験に要した往復交通費の一部(往復交通費の2分の1以内)を補助。

同一年度内1回限り。

主な対象要件

  • 都内に本部を置く大学の東京圏キャンパスに通学していること
  • 卒業年度の10月1日以降に採用内定を得ていること
  • 週20時間以上の無期雇用契約での採用予定であること
  • 申請書の受付期限は毎年度1月31日まで

④ 生活支援

デマンド型乗合タクシー「げんでる号」

「元気にまちへ出かけてほしい」という思いから名付けられた、予約制の乗合タクシーサービスです。

通院や買い物など日常生活の移動を支援することを目的に、平成19年(2007年)から運行されています。

  • 料金:1乗車 300円
  • 対象:事前に利用登録をした住民
  • 予約方法:利用希望時刻の30分前までに電話予約
  • 運行主体:佐久穂町商工会

平日の午前8時~午後4時30分までの運行という点に注意です。

制度を活用するシミュレーション

具体的にどのくらいの補助が受けられるか、モデルケースで確認してみましょう。

【ケース①】東京圏からの子育て世帯(子ども2人)が移住・新築する場合

制度金額(目安)
UIJターン移住支援金(2人以上世帯)100万円
子ども加算(2人 × 100万円)200万円
土地取得補助金最大100万円
解体補助金(既存建物がある場合)最大50万円
新築補助金条件による
合計(概算)450万円〜

【ケース②】単身・テレワーカーが移住する場合

制度金額(目安)
UIJターン移住支援金(単身・テレワーク継続)60万円
土地取得補助金最大100万円
合計(概算)160万円〜

※上記はあくまで制度の最大値を組み合わせた概算です。各制度に要件・上限があり、すべてが自動的に適用されるわけではありません。必ず佐久穂町役場にご確認ください。

補助金申請の注意点

補助金は「後払い」が基本。工事や購入が完了してから申請するケースが多いため、先に自己資金を用意する必要があります。資金計画には余裕をもって取り組みましょう。

年度ごとに内容が変わる。制度の有無・上限額・要件は年度によって見直されることがあります。移住を検討する段階で一度、役場に最新情報を確認することを強くおすすめします。

複数の補助金の併給は原則不可。同じ趣旨の国・県・町の制度を重複して受けることはできません。どの制度が最もメリットが大きいか、事前に相談するのが確実です。

申請期限に注意。特にUIJターン支援金は転入後1年以内という申請期限があります。転入後に「知らなかった」とならないよう、移住前から制度を調べておくことが大切です。

まとめ:相談窓口を早めに活用しよう

佐久穂町は、住宅・就業・子育てにわたる幅広い移住支援制度を整えており、条件が重なれば数百万円規模の補助を受けられる可能性があります。

ただし、制度の適用には個別の要件があり、自分のケースが対象かどうかは一概に判断できません。

まずは佐久穂町役場の総合政策課に相談の連絡を入れることが、移住成功への最初のステップです。

相談窓口

佐久穂町役場 総合政策課 政策推進係 TEL:0267-86-2553(直通)/0267-86-2525(代表)

LINE友だち追加