2026/04/03(金) 01:44
佐久穂町に移住して後悔したこと7選|デメリットと向いている人を徹底解説
長野県の中でも自然環境と暮らしやすさのバランスが魅力の佐久穂町。
近年は移住先として注目されていますが、実際に住んでみると「想像と違った」と感じるポイントもあります。
この記事では、実際の生活感に基づいて**「佐久穂町に移住して後悔したこと」**を正直にお伝えします。
ただし結論から言うと、向いている人にとっては最高の環境です。その理由も最後に解説します。
1. 想像以上に冬が厳しい(寒さ・光熱費)
佐久穂町でまず驚くのが冬の厳しさです。
- 気温は氷点下が当たり前(-10℃近くになる日も)
- 朝晩は特に冷え込む
- 家の断熱性能によっては室内もかなり寒い
そのため、暖房は必須です。
想定外になりやすいポイント
- 暖房費(灯油・電気代)が高い:冬の灯油代は月1万〜2万円になることも珍しくありません
- エアコンだけでは厳しいケースも多い
- 石油ストーブや薪ストーブを併用する家庭も多い
また、冬は車にも影響があります。
- フロントガラスの凍結
- 路面凍結による運転リスク
- スタッドレスタイヤが必須
「寒さ」と「光熱費」は、移住前に必ず理解しておくべきポイントです。
2. 車がないと生活が成立しない
佐久穂町での生活は、基本的に車が前提です。
日常生活のリアル
| シーン | 移動手段 |
|---|---|
| 買い物 | スーパーまで車移動 |
| 通院 | 病院も車前提 |
| 通勤 | ほぼ車 |
公共交通機関もありますが、利便性は都市部とは比較になりません。
家族の場合
大人1人につき1台が基本となり、これは想像以上に大きなコストになります。
3. 仕事の選択肢が少ない
移住を考える上で最も重要なのが「仕事」です。
地元求人の現実
- 求人数は多くない
- 給与水準は都市部より低い傾向がある
主な働き方の選択肢
そのため、多くの移住者が以下のような働き方を選んでいます。
- リモートワーク(最も相性が良い)
- 自営業・起業
- 複業(副業との組み合わせ)
特にリモートワークとの相性は非常に良いです。
東京との関係性
週1回程度であれば小海線を使って都市部へ出ることも可能です。ただし毎日の通勤は現実的ではありません。
頻繁に東京へ通う場合は、佐久平駅周辺の方が適しています。
4. 人間関係が近い(良くも悪くも)
地方移住でよくあるギャップのひとつが人間関係です。
特徴
- コミュニティが濃い
- 横のつながりが強い
これは安心感につながる一方で、注意点もあります。
注意点
- 噂が広がりやすい
- プライバシーが薄いと感じる人もいる
「人との距離感」が都市部とは大きく違う点は要注意です。
5. 娯楽・外食の選択肢が少ない
都市部と比較すると、娯楽はかなり限定されます。
外食事情
- チェーン店は少なめ
- 気軽に行ける店は限られる
- 代表的なチェーンとしてはモスバーガーがある程度
夜の過ごし方
- 家で過ごす時間が自然と増える
- 自然や趣味中心の生活にシフトしていく
外食・娯楽重視の人には物足りない可能性があります。
6. 思ったよりお金がかかる部分もある
「田舎=生活費が安い」と思われがちですが、実はそうでもありません。
主なコスト
| 費用項目 | 目安・コメント |
|---|---|
| 車の購入・維持費 | 1人1台が基本のため複数台持ちになることも |
| ガソリン代 | 走行距離が都市部より多くなりがち |
| 冬の光熱費 | 灯油代だけで月1〜2万円の出費も |
トータルで見ると都市部と大差ないケースもあります。
7. 医療・教育の「数」は都市ほど多くない
生活インフラとして重要な医療・教育もチェックが必要です。
医療
- 病院の絶対数は限られる
- 専門的な治療は都市部へ出る必要あり
教育
- 学校の選択肢自体や、お受験向けの進学塾は少ない
ただし、佐久穂町には**日本初のイエナプラン認定校「大日向小・中学校」**があり、むしろ「個性を活かす特色ある教育」を求めて全国から教育移住者が集まる町でもあります。
「従来型の進学の選択肢の幅」を重視する人には不向きな面もありますが、教育環境自体は非常に魅力的です。
8. それでも移住してよかった理由
ここまで「後悔ポイント」をお伝えしましたが、それでも佐久穂町は多くの人にとって魅力的な場所です。
自然環境
- 四季がはっきりしている
- 空気がきれい
- 日常のストレスが減る
コミュニティ
- 人とのつながりがある
- 孤独になりにくい
子育て環境
- 自然の中でのびのびと育てられる
- 教育に関心の高い家庭が多く集まっている
心の余裕
- 都市の忙しさから解放される
- 自分の時間を持てる
まとめ:佐久穂町は「人を選ぶが、ハマると最高」
佐久穂町は決して万人向けではありません。しかし、以下に当てはまる人にはこれ以上ない理想的な環境です。
- リモートワークができる人
- 自然の中で暮らしたい人
- 地域コミュニティに関わりたい人
- 子どもに個性的な教育環境を与えたい人
よくある質問
Q. 佐久穂町への移住は後悔する人が多いですか?
向き不向きがはっきりしている町です。リモートワーカーや自然志向の人には高評価ですが、車なし・娯楽重視・都市の利便性を求める人には不向きな面があります。
Q. 佐久穂町の冬はどのくらい寒いですか?
最低気温が-10℃以下になる日もあります。冬の暖房費(灯油代)は月1〜2万円程度を見込む必要があります。スタッドレスタイヤへの交換や車の凍結対策も必須です。
Q. 佐久穂町で仕事は見つかりますか?
地元求人は限られます。リモートワークとの相性は非常に良い環境です。週1回程度なら小海線で都市部に出ることも負担になりませんが、毎日の通勤は大変かと思います。
Q. 大日向小学校(イエナプラン)への教育移住を考えています。佐久穂町はどうですか?
全国から教育移住者が集まっており、同じ価値観を持つ家庭とのつながりができやすい環境です。東京に通う方の場合は佐久平駅周辺からも大日向小学校へのスクールバスが出ているので、そちらが良いかもしれません。2026年度からは御代田町からもスクールバスが出ています。
