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佐久市移住・不動産事情

2024/02/02(金) 04:20

徹底比較!佐久市の戸建て賃貸のメリットとデメリット

牧原

「佐久市への移住をきっかけに一戸建てに住みたい」

「でも、いきなり購入するのは不安だから、まずは賃貸で住んでみたい」

「でも、田舎はコミュニティが濃くて近所付き合いが大変という声も聞くし、いきなり戸建てに住んでも大丈夫かな」

そんな想いの方も多いのではないでしょうか。

一戸建てのメリット・デメリット、賃貸であることのメリット・デメリットを佐久市の状況も踏まえてご紹介します。

こちらをご覧いただければ、一戸建てを賃貸する際のポイントを網羅しているので、後悔しない住まい選びができると思います。

持ち家と一戸建て賃貸のメリットとデメリットのまとめ

  メリットデメリット
持ち家 ・駐車場が広いことが多い。
・騒音を気にしなくて良い。
・庭付きなことが多い。
・ゆとりのある物件を見つけやすい。
・ペット可な物件が多い。
・自由にリフォーム可能。
・住宅ローン控除を受けられる。
・自分の財産になる。
・庭など維持管理が大変。
・光熱水費がかかる。
・固定資産税、都市計画税がかかる。
・近所付き合いがある。
・災害の影響を受けやすい。
・セキュリティ面が弱い。
・契約期間が限られる場合がある。
・メンテナンス費用は自己負担。
・災害時には保険で対応。
賃貸・初期費用を抑えられる。
・固定資産税、都市計画税がかからない。
・メンテナンス費用は大家さん負担。
・住み替えが容易。
・災害時は引っ越しによって解決。
・家賃をずっと払い続ける必要がある。
・退去時に原状回復費用がかかる。
・勝手にリフォームはできない。

一戸建て賃貸のメリット

初期費用を抑えて一戸建てに住める

戸建て住宅を購入するとなると、大きな費用が必要になります。

賃貸であれば、もちろん敷金、礼金、仲介手数料、火災保険料といった費用はかかりますが、購入と比べると大きく費用を抑えることができます。

住み始めてからの費用については、分譲の場合は建物の修繕費用や固定資産税や都市計画税がかかってくるので、そういった部分でのコストも抑えることができます。

ゆとりのある物件が見つかりやすい

一戸建ての場合は、隣の家との距離が離れているので、騒音問題が気にならないというのは大きいと思います。

駐車場の確保もしやすく、畑を他の場所に借りたときなど、軽トラックを追加で購入するといったこともありますが、そういった場合も対応がしやすいです。

庭付きの家も多いので、野菜を育てるということも気軽にできます。

生活の自由度が高い(ペット可、引っ越しが容易)

一戸建ての一番の強みは、ペット可の物件が多いことかと思います。

隣近所を気にする必要が少なく、ある程度自由度の高い暮らしができるので、ペットを飼える家が多いです。

また、持ち家の場合は、一度購入してしまうと売却を考えないといけませんが、賃貸であれば引っ越しをすれば終わりです。

子どもが大きくなったから、子どもが独立したから、そういったライフステージに合わせた住まいの変更が容易にできます。

また、将来的には家を購入したいけど、佐久市のどのエリアが良いかわからない。

そのため、まずは賃貸で暮らしてみて、地域性を把握してから転居しようといった方も多いです。

一戸建て賃貸のデメリット

物件としての制限が多い

新築物件は購入した人が住み続けている事が多いので、空きのある家は築年数が古い物件が多いです。

そうすると、設備が古かったり、デザインや間取りがスタイルに合わなかったりということがあります。

古民家のような古さになってくると、すきま風など断熱性の問題もあって、寒いところが多いと思います。

冬はマイナス10℃を下回る佐久市では、なかなか大変です。

また、家族が戻ってくるまでの数年間だけ貸したいといった大家さんの要望があることも多いので、住める期間が数年間と限られている場合もあります。

その場合は、期限が来たら必ず出ていかなくてはいけないので注意が必要です。

その他、戸建住宅は木造の家がほとんどなので、風水害などの災害の影響を受けやすいということもあるので、浸水警戒地域での立地ではないかなど、確認しておきましょう。

維持管理の手間

戸建ての場合は、部屋数が多かったり2階建てだったりと、広いスペースが確保されている分、光熱水費がかかりがちです。

佐久市の場合は、プロパンガスの家が多いので、石油ファンヒーターでの暖房を使う家庭が多いですが、その場合は、ファンヒーターの灯油がなくなったらその都度補充しなくてはいけません。

灯油を持って階段を上り下りといったことが出てきます。

また、庭も夏になると雑草が生えてくるので、その管理が必要です。

佐久市は冬場の雪は多くありませんが、雪が降ったときは雪かきが必要になるので、意識しておきたいところです。

アパートとは違って、ごみ置き場が家から遠い場合もあるので、どこにあるかはあらかじめ把握しておきましょう。

マンションのようにエントランスがあって、オートロックがあるというような形ではないので、セキュリティ面でも注意が必要です。

建物の維持管理については、基本的には管理会社が管理する形になると思いますが、物件によっては大家さんが直接管理していて、なかなか修理してくれないといったこともあるので、管理会社があるかどうかも確認しておくと良いと思います。

賃貸だと、家の改築や設備変更は基本的にできません。

もし希望がある場合は、管理会社や大家さんに確認が必要です。

近所付き合いがある

都心から引っ越してきて、一番ネックに感じるのがここではないでしょうか。

アパートであれば、あまり問題ありませんが、戸建ての場合は確実に近所付き合いが発生すると思います。

というのも、佐久市の場合、戸建ての場合は区という自治会に入る必要があるからです。

区では、地域の清掃をしたり、ごみ置き場を管理していたりといった役割があります。

逆に入らないと、市の広報誌が届かないということがあるので、必ず区には入りましょう。

年会費もかかりますが、年間1万円程度のところが多いです。

住む地域によって、近隣住民の人たちの様子も違います。

昔から住んでいる人が多い地域もあれば、移住者が多い地域もあります。

移住者が多い地域だと、コミュニティは都会的な部分が多い傾向がありますし、昔から住んでいる人が多い地域であれば、佐久市の雰囲気を味わうことができると思います。

私たちは、移住者同士のコミュニティも大切にしていて、そういった活動の場をご紹介させていただいています。

佐久市の中でもいくつかのエリアに分けられていますが、その中でも細かい地域特性というものはあるものです。

物件を探す際に不動産屋さんに聞いてみていただくと良いと思います。

私たちも分かる範囲でご協力させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

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