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ホシノマチ不動産とは

2023/11/28(火) 01:26

ホシノマチ不動産の挑戦 -不動産屋さんが持つネットワークや情報を地域に活かす!-

牧原

ホシノマチ不動産は、他の不動産会社とどう違うのか。

そのことをお伝えする前に、まずは一般的な不動産会社の仕事について確認したいと思います。

通常は、このような流れです。

お問い合わせがあって、その後に住まいなどの紹介をして、ご案内をして、ご契約という流れですね。

契約をした後は、基本的には不動産会社とのやりとりはなくなると思いますが、建物に不具合があった場合に連絡をするといった形でしょうか。

その場合も、別の管理会社が行っていることも多いので、生活がスタートしてから不動産会社と関わることはほとんどなくなると思います。

ただ、移住となると、転勤のように仕事と家の行ったり来たりだけでなく、地域での活動も入ってきます。

中には、この地域でいろいろ活動をしたいなと思っていらっしゃる方も多いと思います。

そういった時に、何の縁もゆかりもない人が地域に入って行くと、壁にぶつかることが少なくありません。

まず、誰に話をしたら良いのかわからない。

とりあえず近くの人に話をしてみたら、思わぬ方向に話が行ってしまったというようなことはままあります。

移住する側は、大きな決断をして来ているのに、最初でつまづいてしまってはもったいないですよね。

一方で、不動産屋さんは、地域のいろいろな人とのネットワークを持っていますし、いろいろな情報も持っています。

その強みを活かして、移住してきた人が希望する活動があれば、それをするためにはこの人に話をすると良いとか、この場所を使うと良いといった相談役ができるのではないかと考えたところです。

一般的な不動産屋さんのこれまでは、移住生活が始まった後に関しては、建物のハード面のサポートだけでしたが、ホシノマチ不動産ではソフト面のサポートもできないかと考えています。

では、なぜそういったことをこれまで不動産会社はやってこなかったのか。

それは、お金にならないからではないかと思います(笑)

地域では人と人との関係でお金をやりとりすることはほとんどありません。

たとえば、夏に野菜をいただいたり、佐久市だと冬場にりんごをもらったりということは日常的にあります。

しかし、その際にお金を払うということはほとんどなく、お礼を言って終わりです。

もちろん、もらいっぱなしでは申し訳ないので、その後に何か他の物をお返しするということはありますが、お金で返すことはないんですね。

そんな、お金ではない価値というのが、人と人とのやりとりの間にはあると思っていて、そこを感じられるのが地域で暮らすことの良さなのではないかと考えています。

この地域の良さの部分でお金を取ることにしてしまうと、せっかくの良さを自ら壊すことになってしまいます。

そのため、お金は取りませんし、不動産会社もあまり前向きに取り組んでこなかったところなのではないかと思います。

でも、そこにあえて取り組んでみよう。それがホシノマチ不動産の挑戦です。

そうは言っても、事業として継続していくためには収益が必要です。

その解決策としては、身の丈にあった収益性で良しとすることかと思います。

年収何千万円といった生活をするのであれば、儲かる仕事に集中して、スピード感を持って取り組むのが良いと思います。

しかし、そうではなく、お客様一人ひとりにできるだけ向き合い、丁寧に対応する。

まずは、最低限の生活ができるだけの収益性を確保するといった形を目指します。

ビジネスはそこまで甘くないと考える方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、やりたいことをやる。

そういった生活ができるのが移住という新たなスタートの機会だと思いますし、それを自身で実現してこそ、自信を持って移住をお勧めできる。

そう考えています。

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