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佐久市移住・不動産事情

2024/05/16(木) 04:17

リースバックとは?佐久市で対応する不動産会社の探し方?

牧原

今住んでいる家で暮らし続けたい。

誰もがそういう思いを持っているかと思います。

そういう点で、自分の家を持っているというのは安心ですよね。

一方で、家は人生で一番大きな買い物と言えるほどの大きな資金を必要とします。

購入はしたものの、手元にもう少しまとまったお金があれば良いのにと思うことも長い人生の中ではあるかと思います。

今回は、そういった2つの希望を同時に叶えるリースバックについてご紹介するとともに、佐久市ではどういった会社が可能なのかということをご紹介できればと思います。

リースバックとは

リースバックについて、改めてご紹介させていただきます。

要点としては

  • 持ち家を売却
  • 売却後は家賃を支払って住み続けられる

といった内容になります。

先に売却をするので、まとまったお金を先に得られるといったメリットがあります。

リースバックを依頼する際の注意点

では、実際にリースバックを依頼する際にはどういった点について注意する必要があるのでしょうか。

1つは、購入者が誰かといった点かと思います。

リースバックをお願いする際には、基本的には不動産屋さんにコンタクトをとるかと思いますが、不動産屋さんによって

  • 不動産事業者自らが購入
  • 不動産事業者が買い手を紹介

の2パターンがあります。

不動産事業者自らが購入するのであれば、顔の見える関係ができますが、紹介された買い手の場合は、投資家など地元の人ではない可能性も出てきます。

リースバックで問題となるのは、購入後に家賃が値上がりする場合、購入した人がさらに売却してまた違う人の所有になるといったことが繰り返されたりする場合があることです。

リースバックによって、所有権を手放すことになるので、こういった可能性をゼロにすることはできませんが、買い手が誰かということによって、その後がどうなるかも変わってくるということを意識しましょう。

2点目は、買い取り価格についてです。

できるだけ高く買ってもらいたいというのがみなさんの本音かと思いますが、リースバックをする際には早めに資金がほしいという方も多いかと思います。

そうなると、金額については多少妥協をしなくてはいけない場合も出てきます。

もちろん、人気の物件であれば良いのですが、地方の物件となると売り手を見つけることが難しく、その分買い取り価格も低くなってしまうと思います。

最低限必要な金額というものを意識してくのが良いかと思います。

もし家を売却した金額が必要となる資金よりも大幅に多くなる場合は、無理してリースバックにせず、金融機関から借り入れをするということも検討するのが良いかと思います。

一方で、金利の高い別の借り入れを早めに返済したいということであれば、リースバックで資金を作って完済してしまうという方が良いかもしれません。

私どもにご相談頂いた場合は、リースバック前提で話を進めるのではなく、リースバックを希望される理由も含めて、具体的な状況に応じて、ご対応させていただければと思います。

そういった対応がお客様にとってベストだと考えているからです。

もちろん守秘義務は厳守しますのでご安心ください。

佐久市でリースバックに対応している会社は?

基本的に不動産屋さんであれば、どの会社もリースバックで対応は可能かと思います。

というのも、不動産の買い手を探すということは不動産事業者の本業だからです。

ただ、不動産事業者の中でも得意、不得意はあります。

不動産事業は大きく3つに分かれます。

1つは、不動産の賃貸業。

もう1つは不動産の売買業です。

3つめは不動産の管理業です。

賃貸に強い会社もあれば、売買に強い会社もあるということです。

リースバックに必要なのは、不動産の売買業と管理業のノウハウになります。

まず売買について見ると、売買についてはさらに2つに分かれます。

1つは住宅として購入する人向けの売買。

もう1つは投資家向けの売買です。

住宅として購入する人向けの売買はイメージがつきやすいかと思います。

自分で住みたいという方が購入するパターンです。

投資家向けの売買というのは、購入者が自身では住まず、それを誰かに貸して利益を上げようという形のパターンになります。

リースバックでは投資家向けの売買のパターンに該当します。

次に、不動産業の管理業についてです。

これも2パターンありまして、不動産会社が自身で保有する不動産を管理する場合。

もう1つは、他の人が持っている物件を管理する場合です。

不動産会社が自身で保有する場合は、自社で物件を所有する資金力も求められるので比較的体力のある会社が実施しています。

中には、グループ会社の中で不動産を保有する会社と管理をする会社を分けている会社もあります。

以上のことを見てみると、

  1. リースバックについては投資家向けの物件を扱っていること
  2. 自社で保有する不動産を管理していること

の2つの要素が必要かと思います。

具体的に佐久市内でそういった事業を行っている不動産事業者については、なかなかホームページではわかりにくいかもしれませんが、どこの会社も市内で事業を行っているので親身になってくれると思います。

高く買ってもらうには?

最後に、リースバックの際に高く買ってもらうためにはどうしたら良いかについてご紹介します。

リースバックの場合は、基本的に一般的な売買よりも安くなりがちです。

それは、

  1. 入居者が家賃を支払い続けられるのかという信用力の問題
  2. 売却までの期間が短い

という2点が課題としてあるからです。

この問題を解決する方法として、信用力については家賃の保証会社へ審査をあらかじめ依頼して、保証を受けられる状態にしておくということがあります。

もう1つは、売却までの期間をできるだけ長くするということです。

期間が長ければ、それだけ多くの買い手が見つかりやすいので、希望の価格で募集をかける期間を長く設置することができるからです。

不動産会社側でどういった募集をかけるかにもよるので、隠れた要素として不動産会社の集客力といったところもありますが、そこは不動産会社の事情を知らないと難しいのではないかと思います。

私どももご相談に乗らせていただきますので、お気軽にご連絡ください。

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