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佐久市移住・不動産事情

2025/11/19(水) 02:22

佐久市で200年続く建設会社・堀内組|伝統技術と最新住宅づくりで叶える安心の家

牧原

佐久市を中心に200年以上、地域の暮らしを支えてきた建設会社「株式会社堀内組」。

宮大工の技術を受け継ぎながら、現代の暮らしに合った家づくりや公共建築まで幅広く手がけています。

本記事では、堀内組がなぜ長年にわたり地域から選ばれ続けているのか、その技術力・姿勢・地域との関係性に迫ります。

  • 伝統×最新技術の家づくりとは?
  • 地元の風土を熟知した施工力の強み
  • 堀内組が大切にしているまちとの関わり方
  • 家づくりのパートナーとして安心できる理由

今回は、代表取締役の堀内文雄社長インタビューを交えながら、堀内組の本質的な魅力を紐解いていきます。

「佐久で家づくりを考えている方」「地域の建設会社を知りたい方」はぜひご覧ください。

伝統と信頼に基づく会社経営

堀内組さんの歴史について教えてください。

堀内社長: うちはもともと江戸末期の頃から、宮大工として建築に携わっていたんです。

軽井沢の熊野皇大神社や、佐久市にある五稜郭(龍岡城)を指図した記録も残っています。

会社として設立したのは昭和42年(1967年)ですが、それ以前からの技術と信頼が、今の堀内組の礎になっています。

※下記:龍岡城五稜郭航空写真(株式会社堀内組撮影)

事業エリアはどのあたりが中心ですか?

堀内社長: 主に佐久市を中心にした東信地方ですが、東の群馬県、西の茅野市・諏訪市、南の北杜市(清里)でも工事をしたことがあります。

地域の特性を理解した上で幅広く対応できるのが強みですね。

得意とされている工事分野について教えてください。

学校など公共施設の鉄筋コンクリート造や工場・店舗の鉄骨造の施工経験も豊富ですが、私自身や職員は木造も大好きですね。

先代の父は神社仏閣が好きで、京都にもよく行ってました。そうした中で知り合った方々と「民家再生協会」の立ち上げにも関わりました。

2025年の大阪万博は、建設業に関わる人はぜひ見るべきだろうと考えたので、会社で一部費用を負担して社員が少しの負担で家族と一緒に行けるようにしました。

大胆で凝ったデザインの建物を実際に見ることで、今後の仕事に活かし、次の世代につなげて欲しいという思いがあります。

住宅づくりについてはいかがでしょうか。

堀内社長: 堀内組の住宅づくりは「オンリーワンのオーダー」が基本です。

最初から図面を描くのではなく、スケッチやパースを使ってお客様と一緒にイメージを形にしていきます。たとえば、平面図や立面図だけではなかなか実感が湧きません。

車を買う時に、設計図を見せられてもピンとこないのと同じです。

だからこそ「分かりやすく、納得しながら進める家づくり」を大切にしています。

また、堀内組では「移動展示場」という形で、実際にお客様が建てた家をモデルハウスとして見学できる仕組みを導入しています。

展示場にあるモデルハウスよりもリアルな暮らしを体感できると好評です。

吹き抜けの解放感、床暖房、オール電化の快適さなど、実際の住まい手の声を直接聞くことができます。

社内にはどんなスタッフの方がいらっしゃいますか?

堀内社長: 一級建築士、一級建築施工管理技士、一級土木施工管理技士、宅地建物取引士、住宅ローンアドバイザーなど、さまざまな資格を持ったスタッフがチームとなってお客様をサポートしています。

設計から資金計画まで、一貫してお手伝いできる体制を整えています。

建設業はお客様の信頼で成り立つ仕事です。

どんなに技術があっても、お客様の信頼を得られなければ次の仕事はありません。

特に現場監督は、お客様と最も長く関わる存在。

完成後のメンテナンスもお客様から現場監督に直接連絡が来ることも多いです。

現場監督のタイプにもいろいろあるのでしょうか。

堀内社長: そうですね。技術に詳しく品質管理が得意な人、職人のまとめ役として優れている人、それぞれに得意な分野に個性が出ます。

でもやはりお客さま対応が抜群に良い人が一番信頼されます。もちろん技術があっての上ですが。

この業界は本当に人間くさい世界なんですよ。だからこそ、指名される監督がいるんです。

地域を知り尽くした家づくり

地域密着の建設会社として、堀内組さんならではの強みは?

堀内社長: 一番は「地域を知り尽くしている」ことですね。

この地域で何百年も建設業に係わってきたので、「昔はここは湿地だった」とか「地盤が弱いエリアだ」、「遺跡が多いので水害がなかったところだ」といったことも経験的に分かります。

それにも増して、どこへいっても過去のお客様がいて、工事開始前に近隣へ挨拶すると、「堀内組さんか、よく知ってるよ」と言っていただくことが本当に多いです。

そのいったことが安心・安全な家づくりに活かされています。

古地図のデジタル化にも取り組み、ハザードマップだけではなく地域の歴史も考慮し、災害に強い地域づくりにも貢献できればと考えています。

家づくりを検討している方に、土地選びのアドバイスはありますか?

堀内社長: 土地選びは家づくりで最初の大事なステップです。

ぱっと見は良さそうな土地でも、注意することがたくさんあります。

そうした部分を、私たちの地域の知見を活かしてサポートしたいと思っています。

プランや資金計画なども含めて、安心して相談してもらえればと思います。

印象的だった施工事例を教えてください。

堀内社長: いくつかありますね。例えば、クラシカルな「白×ダークブラウン」の家は、寄棟屋根を組み合わせた外観と、半吹き抜けの明るいLDKが特徴です。

また、黒を基調にした家は、無垢の縦格子やウッドデッキが印象的で、自然と一体になれるデザインです。

真っ白なモダン住宅も好評で、らせん階段やステップフロアで奥行きを感じる空間に仕上げました。

軽井沢の別荘も依頼されることが多いそうですね。

堀内社長: はい。軽井沢の別荘となると、普通の住宅と比べると高級なものが多いです。

たとえば、キッチンだけでもそうとうな金額になるものあります。

そういった経験があるおかげで、大きなコストをかけなくても、そういった物件のうちのワンポイントを住宅に取り入れることで、一味違った物件にできるというのが私たちの強みですね。

もうひとつお伝えしたいのが、山小屋の建設です。

国道299号の麦草峠の白駒の池のほとりに立つ白駒荘です。

火事で焼けてしまった建物の建て直しには、車も建設重機も入らない場所へ材料をどうやって搬入するかなど、みんなでアイディアを出しあい、職人の方々からも精一杯の協力をいただけて建てました。

苦労もありましたが、施主様には本当に喜んでいただいて、関わった人全員にとって思い出に残る工事となりました。

実際のお客様からの反響はいかがでしょうか。

堀内社長: ISO9001の取り組みの一環で、工事完了後にアンケートをお願いしていて、最後に点数も付けていただくようにしています。

100点をもらえるとうれしいですね。お客さまの意向をしっかり把握できて、その通りに施工できたときは達成感があります。

環境と未来への挑戦 ― SDGsとDXの取り組み

経営理念「地域の未来を描き続けること」には、どんな思いが込められていますか?

堀内社長: 私たちは、「関わるすべての地域と人の今日、明日を共に生きる」ことを目指しています。

これはSDGsの「住み続けられるまちづくり」とも通じる考え方です。

実際、エコアクション21の認証も取得し、持続可能な社会の実現に貢献していきたいと考えています。

環境面での具体的な目標は?

堀内社長: 2030年までにCO₂排出量を10%削減する目標を立てています。

建設廃棄物のリサイクル率向上や、化石燃料の使用削減、省エネ設備の導入などを進めています。

住宅分野では、ゼロエネ住宅や長期優良住宅の普及にも力を入れています。

働く環境づくりについてはどうでしょうか?

堀内社長: 働き方改革をしっかり進めながら、若手や女性も活躍できる職場づくりを意識しています。

また、豊富な経験を持つ方が長く働けるように、雇用年齢の上限は設けていません。

70歳を超えても現役で活躍している社員もいますよ。

長きにわたり佐久エリアで取り組みをされている堀内組さんならではの強みについて教えて下さい。

私たち堀内組の一番の強みは、「地域から逃げないこと」です。

どんなに時代が変わっても、この地域とともに生き、この地域に根を張って事業を続けていく——その覚悟こそが、私たちの原点であり、強みだと思っています。

私たちはこれまで200年、この土地とともに歩んできました。

そしてこれから先も、この地域を離れることなく、地域の皆さんとともに歩み続けます。

地域の方々の温かい支えがあってこそ、今の堀内組があります。

だからこそ、私たちはその信頼に応えるために、一つひとつの仕事を丁寧に、誠実に積み重ねていく。

地域に根ざし、地域とともに生きる——その姿勢が、私たちの最大の強みだと考えています。

最後に、今後移住する方向けにメッセージをいただけますか。

堀内社長: 建設業というのは、一般的な製造業のように既製品があるわけではありません。

だからこそ、私たちは「信用」と「期待」で仕事をいただいていると感じています。

工事の完成そのものはもちろん大切ですが、それ以上に、そこへ至るまでの小さな積み重ね——たとえば一本の電話への対応や、現場での何気ない会話——そうした一つひとつの丁寧なやり取りが信頼につながると考えています。

もし移住を考えている方がいらっしゃれば、「どんな暮らしをしたいのか」という思いを丁寧に伺いながら、安心して長く住み続けられる家づくりを一緒に考えていきたいと思っています。

本日はどうもありがとうございました!

堀内社長: どうもありがとうございました。

堀内組会社概要

会社名:株式会社 堀内組

代表者:代表取締役 堀内 文雄

所在地:〒384-0301 長野県佐久市臼田80番地

TEL:0267-82-2257 / FAX:0267-82-9639

設立:昭和42年3月15日

従業員数:40名(令和6年3月時点)

営業時間:8:00~17:00

定休日:土曜、日曜、祝祭日、夏季・年末年始

事業内容:総合建設業、一級建築士事務所、宅地建物取引業

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