佐久市移住・不動産事情
2025/10/28(火) 01:41
不動産屋への相談は無料?費用が発生するタイミングをわかりやすく解説
牧原
「不動産会社に相談してみたいけれど、『相談しただけで料金が発生するのでは?』と不安を感じる方も多いのではないでしょうか。」
不動産の購入や売却、賃貸の検討は大きな決断です。
費用についての心配は当然ですが、相談の仕組みを知っておくことで、安心して不動産会社のサービスを活用できると思います。
不動産会社への相談は基本的に無料
多くの不動産会社では、売却・購入・賃貸などの初回相談や物件紹介は無料で対応しています。
なぜ無料なのかというと、不動産会社は契約が成立した際に「仲介手数料」などの成功報酬を受け取る仕組みだからです。
そのため、成約前の段階では料金が発生しないのが一般的です。
費用が発生するのはどんなとき?
不動産会社が全ての業務を無料で行うわけではありません。
料金が発生する主なケースは以下の通りです。
1. 売買契約・賃貸契約が成立したとき
- 仲介手数料として料金が発生します。
- 仲介手数料の上限は、賃貸では「家賃1か月分(+税)」、売買では「成約価格の3%+6万円(+税)」が一般的です。
- 支払いは、契約締結時や決済・引き渡し時に分けて行われる場合があります。
2. 特別な調査や専門的な相談を依頼したとき
- 測量や市場分析など専門的なサービスを依頼すると、時間単位で相談料が発生することがあります。
- 弁護士に不動産関連の法律相談を依頼する場合も費用がかかります。
- 税務や法律など、不動産屋の専門外の相談は対応できない場合があります。
無料相談を上手に活用するコツ
不動産屋さんの無料相談を最大限活用するためのポイントです。
1. 相談前に費用発生の有無を確認
- 内容や相手によっては料金がかかる場合があります。
- 不動産コンサルタントや専門的な相談は、時間単位で料金が設定されていることがあります。
- 仲介を依頼する場合は、仲介手数料の設定を事前に確認しましょう。
2. 複数社に相談して比較
- 同じ条件で相談すると、提案内容や費用感を比較しやすくなります。
- 複数社に相談して経験を積むことで、契約時の担当者選びにも役立ちます。
3. 相談内容や希望条件を整理しておく
- 家賃やエリア、購入価格帯などをある程度整理しておくと、スムーズに具体的なアドバイスを受けられます。
断っても大丈夫?トラブルを避ける方法
相談や内見の後で契約を見送ることは問題ありません。
1. 相談後に断るのは自由
- 気になる物件がなければ、その場で断っても大丈夫です。
- 「もう少し考えたい」と率直に伝えて帰ることも可能です。
2. トラブル防止のための伝え方
- 内見前に「今すぐ契約するつもりはない」と伝えておくと安心です。
- 無理に引き留める不誠実な会社でなければ、正直に伝えて問題ありません。
- 清潔感のある服装や丁寧な態度で接することで、入居審査や担当者との関係もスムーズになります。
まとめ:物件の契約成立前は基本的に無料
不動産屋さんへの相談は、成約前の段階では基本的に無料です。
不安がある場合でも、安心して相談できる仕組みになっています。
相談をスムーズに進めるポイント
- 事前に料金の有無を確認する
- 来店前に予約をする
- 複数の会社を比較する
- 希望条件を整理しておく
これらを押さえておけば、安心して不動産屋さんを活用できますので、お気軽にお声かけください!
