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2024/12/18(水) 23:41

佐久市の古民家暮らしの寒さ対策:畳の下の断熱について

牧原

2024年12月15日失敗しない地方移住のための古民家暮らし一日教室を実施しました。

まず、佐久地域での寒さの体験とその対策について話がありました。

佐久市は、国の地域区分でいうと、3地域という準寒冷地域にあたります。

これがどの程度かというと、北海道の函館や青森市、弘前市と同様というレベルのものです。

新しい建物であれば、その基準に沿った断熱性能があります。

一方で、古民家の場合はそういった基準ができる前のことなので、寒さ対策というものがほとんどされていません。

昔の人はよくそれで生きていけたなと思っていまいますが、以前は朝起きるとまぶたが凍って開かなかったという体験談も聞いたことがあります。

そして今回は、実際の古民家を題材に断熱というはどうするのかということを学びました。

具体的には、畳をはがし、その下に断熱材をいれるという作業を想定し、畳をはがしてみました。

畳の下には、木の板があり、木の板の下は土となっていました。

そのため、土の上は外と同じような環境になります。

そこで、木を畳の間に断熱材を入れて、床へ熱が逃げないように、また床から寒さが伝わらないようにするといった作業が必要になります。

当日は日差しが暖かく、それほど寒さを感じることはありませんでしたが、日が陰ってくると寒さが出てくるのではないかと予想されます。

今回は日の入り前の解散となったので、そこまで体験することはありませんでしたが、想像しただけでかなりつらそうです。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!

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