2026/07/28(火) 05:22
【体験談】遠方からの住まい探しもオンラインで安心。関西から佐久市へ移り感じた、臼田での暮らし
佐久市で暮らすこと。
それは、もともとこの地域にゆかりのある方にとっても、長く別の地域で暮らしてきた方にとっても、簡単にひと言では言い表せないものかもしれません。
気候、食文化、人との距離感、地域の習慣。
実際に暮らしてみて初めて分かることがあります。
今回お話を伺ったのは、ホシノマチ不動産を通じて、佐久市の長期移住体験住宅に入居された寺尾さんご夫妻です。
ご家族の事情をきっかけに、関西方面での暮らしから佐久市へ移ることを決めたお二人。
奥様は佐久市出身で、奥様にとっては生まれ育った佐久市へ戻る形でもありました。
一方で、関西での暮らしが長かったご主人にとっては、気候も食文化も、人との距離感も、これまでとは大きく違う環境だったといいます。
今回は、寺尾さんご夫妻に、佐久市へ移るまでの経緯、実際に住んでみて感じたこと、そして現在のお住まいの住み心地について伺いました。
プロフィール
寺尾さんご夫妻
お二人暮らし。
関西方面での暮らしを経て、佐久市へ移られました。
ご家族の事情をきっかけに佐久市での住まいを探し、ホシノマチ不動産に相談。
現在は、臼田エリアの住まいで暮らしています。
奥様は佐久市出身。
ご主人は兵庫県出身で、関西での暮らしが長かったそうです。
関西方面での暮らしから、佐久市へ移るまで
寺尾さんご夫妻は、関西方面での暮らしを経て、佐久市へ移ることを決めました。
きっかけは、ご家族の事情でした。
奥様は佐久市出身。
ご実家の近くで暮らす必要があり、佐久市での住まい探しを始めたそうです。
「去年のお盆に帰ってきた時に、いよいよどうするかという話になって。じゃあ帰るか、ということになりました。」
奥様にとっては、生まれ育った佐久市へ戻る形でもありました。
一方で、ご主人は兵庫県出身。
神戸や姫路、滋賀などで暮らしてきました。
関西での暮らしが長かったご主人にとって、佐久市での暮らしは、驚きの連続だったといいます。
「岐阜から東には行かないと思っていました。」
そう話すご主人にとって、長野県佐久市での暮らしは、気候も食文化も、人との距離感も、これまでとは大きく違うものでした。
佐久市での住まい探し。実家に近く、暮らしやすい場所を探して
佐久市へ移るにあたり、寺尾さんご夫妻は、まずインターネットで佐久市内の住まいを探し始めました。
住まい探しを始めたのは、8月頃のこと。
不動産会社によって扱っている物件や情報も違うため、複数の情報を見ながら、条件に合いそうな住まいを探していたそうです。
当初は佐久平駅周辺も含めて探していましたが、駅周辺まで範囲を広げると家賃が高く、以前住んでいた滋賀県と大きく変わらない印象だったといいます。
そこから少しずつ、奥様のご実家に近いエリアへと探す範囲を絞っていきました。
「実家から近いところで探していました。」
ご家族の事情もあり、行き来のしやすさを重視していたそうです。
あわせて、平屋のように段差が少なく、生活動線が分かりやすい住まいであることも、住まいを選ぶうえで気になる点でした。
当時は滋賀県に住んでいたため、まずはインターネットで情報を集め、佐久市へ来られるタイミングで実際に物件を確認しました。
そうして探していく中で見つけたのが、ホシノマチ不動産の情報でした。
「普通に調べていたんですけど、だんだん実家の方に近いところで探していたら、こちらにヒットしました。」
奥様のご実家に近いエリアで、条件に合いそうな住まいだったことから、「一度聞いてみようか」と相談したことが、ホシノマチ不動産との最初の接点でした。
ホシノマチ不動産とのやり取り。遠方からでも進められた住まい探し
当時、寺尾さんご夫妻は滋賀県に住んでいました。
佐久市で住まいを探すとはいえ、何度も現地に足を運ぶことは簡単ではありません。
ホシノマチ不動産に相談した後、滋賀から佐久市へ来て物件を見学。
物件を見学した後は、入居に向けて条件が合うかどうかを確認しながら、契約までのやり取りを進めていきました。
その後の契約までのやり取りは、LINEやオンラインを使いながら進めたそうです。
「契約に至るまでの作業と、こちらの条件が合うかどうか。最終的にそれもすっといきました。」
ホシノマチ不動産とのやり取りについて伺うと、何度も対面で打ち合わせを重ねたというよりも、必要な確認をLINEやオンラインで進めながら、条件をすり合わせていった印象だったそうです。
遠方からの住まい探しでは、現地に行けるタイミングが限られます。
だからこそ、現地での見学後に、契約までの確認や相談をオンラインで進められたことは、寺尾さんご夫妻にとって負担を減らすことにつながったのかもしれません。
インターネットで情報を見つけ、現地で確認し、その後のやり取りはオンラインを活用しながら進めていく。
寺尾さんご夫妻の住まい探しは、遠方から佐久市へ移る方にとっても、具体的にイメージしやすい流れだったのではないでしょうか。
臼田エリアの住まいで感じた、暮らしやすさと工夫
現在、寺尾さんご夫妻は、臼田エリアの住まいで暮らしています。
実際に住んでみた印象を伺うと、ご主人はこう話してくださいました。
「住み心地という点では、何も問題ないです。」
古い家を改修した建物ではあるものの、暮らすうえで大きな不便は感じていないそうです。
「古い物件だけど、想像以上にちゃんと手を加えられていると思います。」
寺尾さんご夫妻は、短期間だけではなく、できるだけ長くこの場所で暮らしたいという思いで入居されたそうです。
「できるだけ長くここにいようと思って借りています。」
一方で、実際に長く暮らしてみるからこそ気づくこともあります。
たとえば、収納スペースの少なさ。
短期間であれば大きな問題にならなくても、長く暮らすことを考えると、収納の工夫が必要になるといいます。
「1ヶ月の体験入居という意味ではいいでしょうけど、ある程度長くいるとなると、収納を増やす工夫をしながらやっていかないといけないと思います。」
賃貸住宅であるため、原状回復のことも考えながら、できる範囲で暮らしやすく整えているそうです。
住んでみて分かった、佐久市の夏と冬
関西での暮らしが長かったご主人にとって、佐久市の気候は特に印象的だったそうです。
佐久市での暮らしについて、寺尾さんは、夏はとても過ごしやすい一方で、冬は覚悟が必要だと感じたそうです。
関西の蒸し暑さを知っているからこそ、佐久市の夏はとても過ごしやすく感じたといいます。
「関西の35度と、こっちの35度は全然違います。」
湿気が少なく、同じ気温でも体感が大きく違うことに驚いたそうです。
一方で、冬の寒さは想像以上だったといいます。
「寒いというより、痛い。」
特に印象に残っているのは、雪かきです。
関西では経験したことがなかった雪かき。
朝早く、まだ暗いうちから雪をかくことや、雪が踏み固められる前にきれいにしておく必要があることに驚いたといいます。
今年は雪が少なかったため回数は多くなかったものの、冬の暮らしには慣れが必要だと感じたそうです。
佐久市で暮らすということは、夏の過ごしやすさだけでなく、冬の寒さや雪との付き合い方も含めて、少しずつ慣れていくことなのだと感じます。
関西から来て驚いた、佐久市の食文化
気候と並んで、ご主人が大きな違いを感じたのが食文化です。
関西で育ち、長く暮らしてきたご主人にとって、味付けや食材の違いは大きなものでした。
「関西から来る人に言えることがあるとしたら、食文化は覚悟して来た方がいい、ということですね。」
特に出汁文化の根付いていない味噌、醤油の味や味付けには驚いたそうです。
「子どもの頃から食べてきた味が、魂の味になるんですよね。」
良い悪いではなく、育ってきた土地の味が体に染みついている。
だからこそ、佐久市での暮らしに慣れるまでには時間がかかったといいます。
また、スーパーに並ぶ食材の違いにも驚いたそうです。
野菜の種類が多い一方で、魚や牛肉の種類は関西とは違う。
山に囲まれた佐久市ならではの食文化を、実際の暮らしの中で感じているようでした。
地域を変えて暮らすことは、気候や住まいだけでなく、毎日の食卓にも変化があるということ。
寺尾さんのお話からは、移住や転居のリアルな一面が伝わってきます。
自然の近さに、ふっと心がゆるむ
驚きや戸惑いがある一方で、佐久市での暮らしには心がほっとする瞬間もあるといいます。
特に印象的だったのは、自然の近さです。
春から初夏にかけて、田んぼに水が張られる頃。
ご主人は、久しぶりにカジカガエルの声を聞いたそうです。
「何十年ぶりかで聞きました。きれいな水にしか住まないんですよね。」
さらに、バードウォッチャーの憧れ、アカショウビンの鳴き声、日が暮れ始めた頃のフクロウの鳴き声など、関西での暮らしではなかなか聞けなかった自然の音に出会いました。
「自然が豊かだと実感できます。水もきれいです。」
都会的な便利さとは違うけれど、すぐ近くに自然がある。
その環境が、日々のストレスをふっとゆるめてくれるといいます。
「いろんなストレスがあっても、ほっとさせてもらえる環境です。」
佐久市で暮らすよさは、観光地として訪れるだけでは分からない、日常の中にあるのかもしれません。
地域で暮らすからこそ見えてくること
寺尾さんご夫妻は、臼田エリアで暮らしながら、少しずつ佐久市での日常を重ねています。
実際に地域で暮らしてみることで、気候や食文化、買い物、地域の人との関わりなど、住む前には分からなかったことが見えてきました。
ご主人は、関西と信州の人との距離感や言葉の違いにも驚いたそうです。
関西では会話の中で冗談ややりとりが続くことが多い一方で、こちらでは言葉が短く、最初は冷たく感じることもあったといいます。
ただ、それも地域の文化の違い。
「来たからには慣れるしかないな、と思いました。」
地域で暮らすということは、物件だけを選ぶことではありません。
その土地の気候、食、言葉、人との距離感も含めて、自分たちの暮らしをつくっていくことなのだと感じます。
今は、日々の暮らしを大切に
今後、佐久市や臼田周辺でどのように暮らしていきたいか伺うと、寺尾さんは、今は長期的な目標や夢を考えるよりも、日々の暮らしを大切にしている時期だと話してくださいました。
「毎日毎日、日々を一生懸命やるしかないかなと思っています。」
これから先の暮らしを急いで決めるのではなく、まずは今の生活を整えていくこと。
現在のお住まいは、寺尾さんご夫妻にとって、佐久市での日々の暮らしを支える場所になっています。
できるだけ長くこの場所で暮らしながら、日々の生活を一つひとつ積み重ねていく。
そんな寺尾さんご夫妻のお話からは、移住や転居の先にある「日々の暮らし」の大切さが伝わってきました。
これから佐久市へ移住・転居する方へ
最後に、これから佐久市や臼田周辺で住まい探しをする方へ伝えたいことを伺いました。
寺尾さんは、これから移住や転居を考えている方には、冬の寒さには備えつつ、夏の過ごしやすさもぜひ感じてほしいと話してくださいました。
関西や都市部から来る人にとって、佐久市の暮らしは、気候も食文化も大きく違うかもしれません。
だからこそ、事前に調べるだけでなく、実際に暮らしてみることで分かることがあります。
「自然に憧れて来る人にとっては、いいところもたくさんあると思います。」
一方で、便利さや食文化、冬の暮らしなど、慣れるまでに時間がかかる部分もあります。
佐久市で暮らすということは、良いところだけを見るのではなく、自分たちの暮らしに合うかどうかを確かめながら、少しずつ日常をつくっていくことなのかもしれません。
寺尾さんご夫妻の体験は、佐久市や臼田周辺で住まいを探している方にとって、地域で暮らすことを具体的に考えるきっかけになるのではないでしょうか。
