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上田市移住・不動産事情

2024/05/19(日) 22:33

数年後に売却する時に資産価値が下がらない物件を探したい-上田市の物件例-

牧原

数年後に売却する時に資産価値が下がらない物件を探したい-上田市の物件例-

移住する際には、せっかくなので新築の家で暮らしたい。

そう思う方は多いと思います。

知らない土地に行くとなると、地域に馴染めるかなど不安な点も多いですし、お子さんの学校に通うための移住であれば、数年後には売却といったことも視野に入れながらのことになりますよね。

そういった時に、どういった物件であれば資産価値が下がらず、売却となっても損をしないで済むのかということを知っておくことは大切かと思います。

資産価値については、立地と建物や設備の劣化度合いが大きく影響してきます。

今回は、これらの点について、上田市のパパまるハウスさんの物件 をもとに詳しくご紹介できればと思います。

※おかげさまで、成約しました。

物件概要

項目内容
所在地長野県上田市真田町本原770番地15
建築面積96.05m² (29.06坪)
延べ床面積122.55m² (37.07坪)
1F床面積91.09m² (27.55坪)
2F床面積31.46m² (9.52坪)
間取り4LDK
駐車場4台可
完成時期2023年10月6日
前面道路8.3mアスファルト舗装
設備中部電力、公共水道、公共下水
地目宅地

立地について

上田市の地価

物件の価値は土地代と建物代になりますが、数年後も大きく変化するのは建物代になります。

地価については、人口減少社会のため、地方都市ではほとんどが低下傾向にあります。

上田市についてもそれは例外ではなく、人口は減少しているので、今後大きく上昇することは見込みにくいかと思います。

ただ、期待できるのはインバウンドが増えているため、上田市は観光客が増加傾向にあり、そういった点での価値というものは見直される可能性があるのではないかと考えています。

そのため、上田駅などの駅周辺の地価については2024年には上昇しているところがあります。

交通の利便性

新幹線の通る上田駅から東京まで約80分の距離となっています。

上田駅までは車で17分かかるので、徒歩での新幹線通勤は厳しいかと思います。

一方で、上田市は道路網の結節点になっているため、長野市、白馬、松本、軽井沢など県内全域に1〜1時間半で到着できる便利な立地に位置しているという強みがあります。

今回の物件からは、上信越自動車道の上田菅平インターチェンジが上田駅に向かう途中にあるので、高速道路へのアクセスは抜群です。

この点については10年経っても大きな変化はないところではないかと思います。

むしろ、まだ開通時期は未定ですが、中部横断自動車道の「長坂〜八千穂」区間が開通してより便利になると思います。

生活の利便性

周辺環境についてですが、徒歩1キロ圏内にコンビニ、ドラッグストア、スーパーがあるため、日々の生活では車を使わない生活も送ることができます。

また、公立の小学校が約1キロ、中学校が約1.6キロといった距離にあるため、お子さんも歩いて通うことができます。

このエリアは分譲地となっていて、近隣の方々も新たに購入された方々なので、元々の地元の濃いコミュニティというよりは、新たに作られた関係性の中で生活できる形になります。

将来的な小中学校の統廃合が気になるところですが、本原小学校の児童数は現在200人以上在籍しており、1学年1〜2クラスある状況です。

上田市では2024年に西内小学校が丸子中央小学校と統合されていますが、それは西内小学校の児童数が20数人だったということが理由です。

小学校のクラスの適正規模は1クラス16人以上で、2つの学年合わせて16人を下回るといったことになると廃校の可能性が出てきますが、それにはまだまだ遠い状況かと思います。

建物の物件価値について

次に物件価値として気になるのは建物性能についてです。

建物が約30坪なので、この規模であればもう少しコストを抑えた建築も可能というのが実際です。

では、なぜこの価格設定だったのか。それが今回の資産価値を落とさない秘訣になります。(成約済みのため価格についてはふせさせていただきました)

寒冷地対応の高性能住宅であること

上田市は標高約450メートルほどのところに位置しています。

そのため、冬場は最低気温がマイナス10度前後まで下がることがあります。

ここで重要なのが断熱性能です。

外からの冷気を家の中に入れず、家の中の温かい空気を外に出さないといった機能のある住宅にすることで、快適に過ごせるだけでなく、光熱費を節約することにもつながります。

さらに、全館空調といって、すべての部屋の温度を一定に保つ空調が入っています。

ここは、寒冷地で起きやすいヒートショックを防ぐといった点でも非常に重要なポイントです。

その時に気になるのが電気代かと思いますが、高い断熱性能のある住宅にしているため、一般的なエアコン並みの電気代ですむようになっています。

そして、修理が必要になった場合なども一般的なエアコン並みですむような特許を取っており、長期的に使うときも安心ということが強みになっています。

設備のアップグレードと間取りや駐車場が充実

今回の物件は、モデルルームとして建てられたものになります。

そのため、普通に注文を受けて建てた場合よりもアップグレードされている部分が多くあります。

換気システムは画像では伝わらないので割愛しますが、

アイランドキッチン

1階の間取り

2階の間取り

お風呂

洗面

トイレ

などはアップグレードされています。

また、2階のテラスはバーベキューなどをするには最高です。

以上のような条件から、通常の建物よりも資産価値が高く、売却時にも高価格になりやすいということがわかります。

単純にパパまるハウスさんの通常の住宅よりも部屋面積が広かったり、部屋を追加していたりといったところもあるので、そのあたりもプラス要素ですね。

パパまるハウスさんは、ヤマダ電機の株式会社ヤマダホールディングスグループだというのも安心感につながりますね。

私どもの経験からの勝手な判断にはなりますが、10年経ったとしても一定程度の価格で売却できる価値はあるのではないかという想定でいます。

たとえば、売却後の価格との差額が700万円、10年住んだとして1年あたり70万円なので月々6万円程度でこのレベルの物件で暮らせるというイメージになります。

そういった観点からだと、投資用の物件としての可能性も考えられるのではないでしょうか。

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