2023/11/20(月) 02:36
移住した後も寄り添える不動産屋さんになりたい。移住者コミュニティの大切さ
これまで、住まいを探している方々が気軽にお問い合わせできるような、緊張しないような入り口になりたいという話。
お問い合わせをいただいてから、内見をしたり、住まい探しをしたりすることに対して、じっくりとご案内できる体制を作りたいという話をしました。
今回は、住まいが決まった後のお話をしたいと思います。
通常、不動産会社は、住まいを紹介した後は、管理会社に引き継いで終わりです。
中には管理会社を兼ねている不動産会社もありますが、転居後のサポートは設備・施設についての建物関係、いわゆるハードに関する関わりのみです。
しかし、移住の場合は、その地域になじめるか、思った通りの活動ができるかといった不安がつきまといます。
むしろ、その不安があるから、移住に踏み切れないという方も多いのではないかと思います。
そこで、私たちは、移住後も設備面などのハードだけでなく、ソフト面でもご支援ができればと考えているところです。
もちろん、主役は移住をするみなさんなので、何でもこちらで実施するのではなく、みなさんが活動をするために地域の人材や場所、機会といったものをご紹介するようなサポートをしたいと考えています。
具体的には、ホシノマチ団地のコワーキングスペース「ホシノマチオフィス」がご利用いただけたり、シェア農園がご利用いただけたり、イベントへのご招待をさせていただいたり、という内容です。
私たちは、移住してからの3ヶ月間が非常に大切だと考えており、その大切な期間にこういった機会をご紹介することで、地域のことを知っていただき、ご自身の移住ライフをより充実したものにしていただきたいと考えています。
移住は、住まいが決まって終わりではありません。
むしろ、そこからがスタートです。
私たちは、みなさんの移住後の生活がより充実したものになるようにご協力できればと考えています。
なぜ、そのような想いを持っているのか。
それは、地域が直面する課題と関係があります。
地域の課題というのは、いわゆる人口減少や少子高齢化といった社会的な問題と言われるものです。
多くの地域で人口減少と高齢化が進んでおり、地域の担い手が少なくなっています。
そういった時に、移住者が来るということは地域の担い手が増えることになるので、地域にとっては歓迎すべきことです。
しかし、一方で移住者としては煩わしい地域活動に強制的に参加させられることはあまり乗り気がしないのではないでしょうか。
そして、時に地域の期待と移住者の意向が合わないため、移住者が地域から浮いてしまうといった状況が発生します。
こんな状況を解消したい、そして、より地域が盛り上がっていくような形にしていきたい。
そのような考えから、私たちは移住後も移住者のみなさんに寄り添う体制というものを作っていきたいと考えています。
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